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監督者に期待される役割が変わってきている。

期待される役割の範囲が大変広くなっているのである。

監督者の役割を大別すると仕事の管理と人の管理に分けられる。

●仕事の管理の変化

仕事の管理では仕事を改善するスピードが要求されているのだ。

じっくり考えて慎重にという時間を与えてくれない。

スピーディにそしてダイナミックに変えていく姿勢が求められているのである。

例えば、今日の問題は今日解決することが期待されている。

だらだらと問題を解決しないまま引きずっているよな監督者は高い評価を受けられない。

また、多くの企業が現場の監督者にパソコンを活用した事務処理を要求している。

監督者の事務処理時間が増加している場合が多いのである。

(筆者はあまり適切な状況とは考えていない)これからの監督者はパソコンを活用できる事務処理能力が無ければ勤まらないのだ。

●人の管理の変化

さらに、監督者の役割として変化の大きいのは人の管理である。

今後日本の企業(特に工場)の多くは熟練技能を有している団塊の世代が定年退職を迎える。

この退職していく世代の技能を次の世代に伝承していくことが必要だ。

この技能伝承の役割を担っている中心が監督者なのである。

監督者の果たすべき役割は限りなく大きい。

ところが、技能を伝承すべき若手社員はあまりいない。

多くの現場作業者は派遣社員や請負社員(ここでは外部社員と呼ぶ)である。

技能伝承を実現しながら外部社員という課題が要求されているのである。

外部社員の管理はこれまでのような正社員の管理方法とは管理の視点や重点を変えなければならない。

この点が現場を任されている監督者の重要な変化である。

以上は監督者に要求される変化の一部であるがこのような変化に対応できる監督者の育成をしていない企業はさまざまな問題に直面することになるだろう。

特に留意すべき点は工場における事故防止である。