研修で宿泊しているホテルのロビーで新聞を読んでいると、ある航空会社についての ”念押しが足りなかったことにより「防げなかったミス事例」をまとめた” という記事が掲載されていました。

このようなミス事例を共有することにより、新たなミスによる事故を防止することは重要なことでしょう。

この研修日記を書いているとき、テレビのニュース番組から “この航空会社の非常用のバッテリーを装着されていなかった” というミスの報告がされていました。

まだ作成されたばかりのこの事例はいかされていないのでしょうか。

事例を作成することは有効なことでしょうが、さらに重要なことはその事例を学習し、メンバー各自がその事例から教訓を学び自分のものとし、ミスを発生させないよう努力することだと思います。

そのためには作成された事例を活用して学習する場面を作ることが必要となるでしょう。

多くの企業が「過去トラブル集」「不具合事例集」「お客様クレーム集」などの問題解決の事例をまとめているケースは多いようです。

しかし、その事例を有効に活用している企業は少ないものです。

その原因としてさまざまなことが考えられるが、事例を活用することへの価値、事例を活用して参考になったということを感じさせることが必要です。

事例を作成することで安心してしまって、その後の努力が不足している企業が多いのではないでしょうか。