○山崎主任のこんなとき

あるスーパーマーケットでは、商品開発力の強化を図るため、商品企画課の山崎主任(34歳)ところに部下として他部署からの橋本さんの異動を実施した。

橋本さんは、年齢38歳でこれまで商品部で商品仕入を担当していた。

橋本さんは、これまでの仕事に対する実績は高く評価されていた。

しかし、人と協調することは苦手で、どちらかというとわが道を行くタイプであった。

山崎主任は橋本さんより自分の歳が若いことを少々気にしていたが、誰にでも比較的コミュニケーションが取れるタイプと考えていたので、うまくやっていけると思った。

ところが、この人事異動から半年が経過したころ、山崎主任と橋本さんの関係がギクシャクしているようなのだ。

業務の効率も上がっておらず、他部署からのクレームも入ってくるようになってしまった。

山崎主任は上司である店長から呼び出され、次のようなことを言われた。

店長は

「最近、君の仕事の評判が悪いんだ。

それに、業務の効率も一人増員したにもかかわらず、一向に向上していない、いったいどうなってるんだね。

とズバリ店長の考える問題意識をぶつけられた。

それに対して山崎主任は

「橋本さんはへんにプライドが高く、私の意見やアドバイスを聴こうとしないんです。

今までは、実績を上げたかもしれませんが、この職場は仕事内容が違うんですから、今までの実績は関係ないんです。

もう少し協調性を発揮してもらわないと。

さらに、続けて

「年齢が私より高いのもあって、こちらが気を使っているんですが、今のところ全く戦力になりません。

彼を換えてほしいです。

年上の部下はもう使えません。

と泣き言をいう始末だ。

店長は橋本さんの意見も聴く必要があると考え、彼も呼んで話を聴いた。

「山崎主任は人は好いんですが、どうも指導力に欠けています。

私は主任が年下である事など気にしてませんかが。

上司は上司らしくしてもらわないと困ります。

なんだか私に遠慮ばかりしてるようです。

そのためか指示が曖昧で困るんですよ。

そのわりに私の過去の実績は認めないし、私の話は聴いてくれません。

とやや強い口調で言い放った。

2人の話を総合すると、どうも山崎主任のマネジメントに問題がありそうだと店長は考えるのであった。

山崎主任のマネジメントの問題は何か、今後何をどのように改善すべきかを考えてみよう。

事例の解説(対応策の例)は、1~2週間後に掲載いたします。

それまで考えてみてください。

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