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外部社員の活用を現場が後ろ向きに捉えないことが重要である。

前向きに考え、積極的に活用し活かす知恵が必要である。

●外部社員の活用で組織の弱みが強調される

外部社員を活用することにより、その組織の弱みがより強調されることが多いように思われる。

例えば、安全面で問題が慢性的に発生している職場で外部社員を活用すると事故の発生が増えることが予測される。

また、品質のトラブルが慢性的に発生している職場では品質トラブルの増加を避けることは難しい。

以上のような問題を発生させないように組織としてどのようなことに取り組むかが重要である。

現状の問題を抱えたままで外部社員の活用を増加させるのではなく、外部社員を活用する基本条件として職場を改善する項目をピックアップし、積極的な改善を推進することが重要である。

外部社員の活用をテコにして仕事を進める基本を整備し、組織の体質改善を図るのである。

特に重点的に取り組む必要性が高いのは5Sと作業標準の整備あろう。

●5Sが徹底していない職場に外部社員を活用してはならない

特に職場の5Sは仕事を進める基本である。

この基本が徹底できていない状況で外部社員を増加させると物を探すムダ、物を取り違えるムダなどが増加することになる。

したがって、外部社員を活用する前に職場の5Sを徹底するような方向付けをすることが重要なポイントである。

●作業標準書が整備されていない職場は外部社員をつかえない

すでに「標準化していない仕事はまかせない」ということを解説したが、標準化し作業標準書として整備できていない職場では指導の仕方にバラツキが発生するものである。

指導方法にバラツキがあると指導される外部社員が混乱する。

指導内容にバラツキが出ないように作業標準書を整備し、作業標準書に活用した外部社員への指導教育が重要である。