9/22には、ある大手メーカーでの「技能伝承」のセミナーでした。

多くの製造工場では技能伝承への取り組みが本格的にはじまっています。

しかしながら、実際場面ではなかなか成果に結びついていないのも実態のようです。

その原因はさまざまですが、そのひとつの要因がベテランの指導者が指導方法に問題を抱えているという点です。

技能伝承の対象となる若者と指導するベテラン社員とのコミュニケーションのとり方に問題がありそうなのです。

ベテラン社員は若手にどのように接していいのかが分からないのです。

例えば、少し強く言えばすぐにふてくされ、甘くすると仕事を覚えない、という状況があるのです。

さらにその背景には、家庭では親が子供に対して「しつけ」ができていない、また、学校では先生が生徒を「指導・教育」できていない、といったことがあるのではないでしょうか。

そのために、若者は仕事に自分を合わせていく努力、我慢をしながら繰り返す、という行動ができません。

自分に合う仕事を探そうとしか考えない人が増加しているのです。

人間関係でも他人に自分を合わせるのでなく、自分に合う人としか話をしないという態度になってしまっているのです。

このようなベテランと若手社員の行動や態度が改善できなければ、真の効率の良い技能伝承が難しいかもしれません。