【第24回】監督者シリーズ 技能の教え方の方法

【第24回】監督者シリーズ 技能の教え方の方法

技能を教えるには教える基本がある。

人が技能を修得するプロセスなどを参考にしながら、教え方のステップを身につけ、実践してほしい。

●技能指導の基本ステップ

技能指導は基本的に教え方のステップに従って指導するとよい。

教え方のステップとは①教える準備をする、②仕事の説明をする、③やってみせる、④やらせてみる、⑤教えた後をみる、という5つのステップである。

<①教える準備をする>

指導の前に教えるための教える側に準備と指導される側の心構えの準備がある。

特に教えられる側の気持ちの準備が重要である。

気持ちの準備とは習う気持ちにすることである。

また、指導対象者が身につける作業についてどの程度知っているかのレベルを把握することが重要だ。

<②仕事の説明をする>

仕事の全体像や概要を説明する段階である。

あくまでも全体像を理解させることがこの段階のポイントである。

まずは全体像を理解することが重要である。

全体像を理解させることにより習得効率が向上する。

<③やってみせる>

このステップは指導者が実際にやってみせる段階である。

まず何も言わずにやってみせる。

次に作業ステップを説明しながらやってみせる。

そして、作業のキーポイントを説明しながらやってみせる野である。

<④やらせてみる>

この段階で指導対象者に対してやらせることになる。

ます、黙ってやらせ、間違ったらすぐにフィードバックし修正する。

次に作業ステップを説明しながらやらせる。

最後に作業のキーポイントを説明しながらやらせる。

<⑤教えた後をみる>

教えた後に実際に指導した内容がどのような結果であったか、外部社員に対して率直に指導した印象などを本人にフィードバックする。

教えた後のフォローは長期的な観点からも必要となる。

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