5S活動と技能伝承
1/20(金)と1/21(土)は瀬戸内海を渡って四国にある企業の5S指導です。
この会社は昨年に5Sの指導依頼があり、12月から5Sコンサルティングを始めました。
職人の多い職場ということもあり実行にはかなりエネルギーが必要になると考えています。
しかし、さすがに都会の企業と違って人が素直です。
素直さは人や企業を成長させる基本的な条件だと考えています。
この企業は素直な姿勢を持っていると感じたので必ず成果が出ると感じました。
コンサルタントの立場で言うと必ず成果を出すことができると思います。
工場における5S活動はこれから大変重要な課題となる企業が多いと思います。
5S活動は最近問題化している2007年問題(技能を持った団塊の世代が退職する)に対して大変大きな効果を生み出します。
つまり、技能や技術の伝承を若手に実施するためには基本として、何がどこにあるのかがすぐに分かる状態にすることが技能伝承の最低限の必要条件と言えるでしょう。
そのような環境整備に5Sは欠かせないものなのです。
5月には<みずほ総研の公開セミナー>で「技能伝承セミナー(仮称)」を実施する予定です。
技能伝承を本気で取り組まなければならない時期が来ているようです。