開発企業の5S活動への取り組み
昨日(2/27)はある開発企業にお伺いし5S講演を実施いたしました。
部長以上役員も参加された5S講演会でした。
この開発企業は製造現場はほとんどありませんが、実験室のエリアが広く、この場所の5Sは今後の課題といえるでしょう。
一般的に5Sというと製造現場のやるべきこと、とういイメージが強いようですが、開発部署の実験室や事務所なども5Sは効果的です。
開発部署は5Sの効果をなかなか実感出来づらい傾向はあります。
しかし、開発部署においても5Sは重要です。
本来、開発業務に求められている創造的な仕事が出来るように環境を整備することが必要です。
ところが、実験室などの5Sが徹底できていないと、物を探す、実験作業を誤る、セッティングを間違いやり直す、などの本来不要な業務に時間を取られてしまいます。
そのことから創造的な時間を奪われてしまう結果になっている職場は多いものです。
また、5Sが出来ていないと、他の人が何をやっているかの共有化が出来ないためにお互いの協力関係の構築が難しいものです。
5Sは製造現場だけでなく、あらゆる職場に適用できるものであり、また効果を生み出すものです。